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「パクサモ」に嫌われてしまった俳優チョン・ウソン。しかし映画「ザ・キング」は上々の滑り出し!


韓国の朴槿恵大統領を支持する団体「パクサモ(パク大統領を/愛する/集まり」が最新映画「ザ・キング」のボイコットを宣言しました。

「パクサモ」の会員の1人が公式ページに「私たち、約束をひとつしましょう。チョン・ウソン主演映画“ザ・キング”を絶対にボイコットしましょう。理由はおわかりですよね?朴槿恵出てこい!と叫んだチョン・ウソンです」と綴りました。続けて「この約束を必ず守って本当の愛国市民の怖さと強力な結束力を見せましょう。これからは二度と国家と反共透徹大統領と国民の前でむやみにふざけることのないように」と、過激なメッセージを掲載しました。


どうしてこういったことに至ったのかというと、昨年11月、映画「阿修羅」の舞台挨拶においてチョン・ウソンが、劇中の自身のセリフに渦中の朴槿恵大統領を重ね「朴槿恵前に出てこい!」と叫び、人々から熱い称賛を受けたことでした。

また、今回公開された「ザ・キング」は、全斗煥、盧泰愚、廬武鉉、李明博大統領まで、韓国の現代史を背景とし、するどい風刺を込めた作品でもあります。朴槿恵が廬武鉉大統領の弾効表決当時に見せた微笑み映像を挿入していることも話題の中心です。チョン・ウソンは劇中、韓国を左右させる権力を持つ検事ハン・ガンシクを演じています。


「パクサモ」からは嫌われてしまったチョン・ウソンですが、映画「ザ・キング」は1月18日より公開され、初日で観客動員数28万人を突破するなど、1月公開の韓国映画のなかではオープニングスコア新記録を達成しました。



2017/01/20 14:22

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