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ドラマの新しい武器になるか?!「ディレクターズカット」再放送とは


大体「ディレクターズカット」というと、ヒットした映画が劇場から降りる頃に、放送されなかったシーンを追加して上映する場合を指します。人気のドラマも終演後に別途ディレクターズカットDVDとして発売する場合があります。一種のファンサービスとも言えます。しかし最近のドラマでは「ディレクターズカット」という用語が違う意味で活用されています。

SBSドラマ「青い海の伝説」は初放送後の週末である20日の再放送に、ディレクターズカットと言う修飾語を付けました。1、2話本放送から削除されたシーンを8分ずつ16分追加し、150分で再編集しました。SBSドラマ「浪漫ドクターキム・サブ」も1、2話を新しく編集した監督版を週末再放送しています。時間の関係で2話になった部分を1話に移し、削除されたシーンを追加し3分ほど増えました。SBSは4月にもドラマ「タンタラ」の1、2話再放送に未公開シーンを含めて放送しました。

普通、週末の再放送はそのまま放送するか、むしろ時間を減らして放送するのが一般的です。インターネットの「見逃し配信」が日常化することで、再放送の機能や役割も段々縮小しています。しかし最近週末の再放送が「ディレクターズカット」という看板でマーケティング戦略の一つとして活用されています。本放送に無かった部分を補完し、視聴者たちの理解を助け、新しい視聴者層を本放送に導く意図です。SBSドラマ関係者は「ディレクターズカット再放送は視聴率は高くありませんが、本放送に対する期待を誘発し、次の放送の視聴率の助けになる。」と話しました。

しかし、ある放送関係者からは「ディレクターズカットで1、2話の不振を挽回しようとするよりは、最初から本放送の完成度を高めることに神経を使うべきだ。」との声もあります。

2016/11/28 11:08

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