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今年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」でクローズド作品として上映され注目を浴びた『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』が、絶賛の声を受け、さらに9分の新規カットを追加した《完全版》となって、11月25日(金)より劇場公開されることが決定。 時代劇からアクションまで、スケールの大きな役柄に挑戦し続ける日本を代表する俳優・岡田准一は山好きとしても知られている。山岳映画の傑作『エヴェレスト 神々の山嶺』(16)でも主演を務めた岡田は「山野井さんは、日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人」と、今回“初体験”となったドキュメンタリー映画のナレーションについての想いを語った。本編中には、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで友人でもある今井健司さん(2015年、ヒマラヤで行方不明)の姿も映っており、思わず言葉に詰まってしまう瞬間もあり、その語りには、常に自然と対峙し乗り越えていく“クライマーという存在”への敬意と共感が込められていて、観るものの胸に“極限の挑戦”についての深い余韻を残す出来栄えとなった。 登山家・山野井泰史は、2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった伝説的存在。山岳雑誌「山と溪谷」読者の「好きな登山家第1位」(2016年1月号)にも選ばれ、先月には単行本「CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録」が出版。 本作は、世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた、極限のクライマー・山野井泰史の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る《渾身》のドキュメンタリー。 メガホンをとったのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト武石浩明。 【岡田准一コメント】 ■作品概要■ 公式HP:jinsei-climber.jp /公式Twitter:@jinsei_climber/公式Facebook:@Jinseiclimber 2022/10/07 09:23
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